主人は20代で起業しました。アルバイトをしていた延長での起業です。アルバイト時代は与えられた仕事を確実にこなし、かなりの信用を得ていました。しかし、いざ起業となると仕事そのものだけではなく、その手続きの大変な事といったらありません。なかでも1番大変だったのが、法務局への大量の書類の届け出で、専門用語がズラリでとても難しい。起業後も現場の仕事だけしていた頃とは大違いで、机に貼り付け状態になることもよくあります。起業をされる方、良い相棒をお持ち下さい。
GeForce GTX 560 TiのポジションはGeForce GTX 460の上、というよりもベースとなるGPUがGeForce GTX 460そのものといってもいいだろう。GeForce GTX 460が登場したとき、ストリームマルチプロセッサ(SM)数が「7」と微妙だったことに違和感を覚えたユーザーも多い。GeForce GTX 560 TiではこのSM数が「8」になる。このあたり、GeForce GTX 480とGeForce GTX 580の関係に近いものがある。
【表:各モデルの主なスペック】 【拡大画像や他の画像】
GeForce GTX 560 TiでSM数が1つ増えたことに合わせて、CUDAコア数も384基、テクスチャユニット数が64基と増加している。また、動作クロックも引き上げられており、コアクロックが823MHz、メモリクロックは1GHzとなる。ただし、これはリファレンスデザインの設定で、グラフィックスカードベンダーから登場する製品のほとんどがオーバークロックモデルといわれている。GeForce GTX 460がそうであったように、GeForce GTX 560 Tiでもオーバークロックマージンが大きくとられている。
そのほかで注目したいのが消費電力だ。ただし、減ったのではなく、GeForce GTX 460(グラフィックスカード1Gバイトモデル)の160ワットに対して170ワットと増えている。ただし、外部補助電源用のコネクタは6ピン×2基のままだ。なお、Thermal ThreasholdはGeForce GTX 460の104度から100度へ下がっている。GeForce GTX 480からGeForce GTX 580でも下がったのと同様、消費電力(熱設計)の最適化が行われているとみられる。
●MSIとZOTACのオーバークロックモデルを観察する
今回、評価作業で用意したGeForce GTX 560 Ti搭載グラフィックスカードは、MSIの「N560GTX-Ti Twin Frozr II OC」とZOTACの「ZOTAC GeForce GTX 560 TI OC 1GB DDR5」だ。N560GTX-Ti Twin Frozr II OCは、静音性能と優れたOC性能で人気のオリジナルクーラーユニット「Twin Frozr II」を搭載するハイエンドモデルになる。当然ながら、オーバークロック設定が施されており、コアクロックが880MHz、グラフィックスメモリクロックが1050MHzに引き上げられている。
ZOTAC GeForce GTX 560 TI OC 1GB DDR5(ZT-50303-10M)は、シングルファンだがこちらもオリジナルデザインのクーラーユニットを採用する。ZOTACカラーの黄色いメッシュが特徴で、内部には銅製ヒートパイプが確認できる。オーバークロックは、コアクロック側のみ850MHzへ引き上げられている。
●最新ゲームタイトルでどこまで走れる?
性能評価の比較対象として用意したのは、GeForce GTX 470とGeForce GTX 460、そしてRadeon HD 6850だ。このうち、GeForce GTX 460モデルはコアのみオーバークロック(710MHz)され、Radeon HD 6850はコア(860MHz)とグラフィックスメモリ(1100MHz)ともにオーバークロックしている。なお、そのほかのシステム構成は、CPUがCore i7-980X Extreme Edition、マザーボードのチップセットはIntel X58 Expressを載せている。メモリはDDR3-1066メモリ3枚の6Gバイトで、OSには64ビット版のWindows 7 Ultimateを用いている。
●オーバークロックモデルはGeForce GTX 470を上回る
今回用意したGeForce GTX 560搭載グラフィックスカードは、いずれもオーバークロックモデルだけに、パフォーマンスも良好だ。3DMark系のベンチマークテストでは、上位モデルとなる定格設定のGeForce GTX 470を上回るスコアを見せている。3DMark Vantageや3DMark 11では、下位クラスGPUのオーバークロックモデルが低負荷設定で優れた結果を出していても高負荷設定で逆転されることがあるが、GeForce GTX 560 Tiに関しては高負荷条件でも上回っている。なお、3DMark Vantageまでのテストでは、2枚構成によるSLIの有効を確認できるが、3DMark 11に関しては引き続きSLIが効かないようだ。
テストの詳細を見ていくと、3DMark 11のCombined Testに関しては、EntryとPerformanceの両設定でGeForce GTX 470がGeForce GTX 560 Tiを上回った。Combined Testはグラフィックスというよりは剛体を対象とした物理演算やライティング処理、テッセレーション、そしてDirectComputeなどの評価テストで構成される。まず、物理演算に関してPhysics Testの結果を見るとわずかにGeForce GTX 560 Tiが上回っている。また、同じボリュメトリック・ライティングが用いられているGT1およびGT2の傾向を見ると、こちらもGeForce GTX 560 Tiが優勢であるようだ。テッセレーションの性能が反映されるUnigine HeavenベンチマークテストでもGeForce GTX 560 Tiが上回っている。こうなると、DirectComputeの結果によってGeForce GTX 470が優位になっていると考えられるが、これは、DirectComputeに関して動作クロックよりCUDAコア数の影響が強いためだろう。
ゲームタイトルによるベンチマークテストでも、GeForce GTX 560 TiはGeForce GTX 470をやや上まわる傾向を見せている。テッセレーション負荷の大きなH.A.W.X.2でも、少ないシェーダー数ながらGeForce GTX 470を上回っている。ただし、SLIのパフォーマンスに関してはまだ調整不足な面が見られる。バイオハザード5に関しては、1920×1080ドットという高解像度では効果ありだが、LOSTPLANET 2に関してはSLIプロファイルを適用しても低調だ。H.A.W.X.2もシングル構成の結果を下回る。
消費電力を見ていくと、アイドル状態に関してはGeForce GTX 460やRadeon HD 6850に対してほぼ同じレベルといえる。ピーク時では、オーバークロックモデルであることが影響してか、GeForce GTX 460に対して大幅にアップしており、GeForce GTX 470よりやや低いというレベルだ。消費電力を重視するユーザーは定格設定のモデルを選ぶといい。
ただ、ここまでのベンチマーク結果が示すように、GeForce GTX 560 TiのオーバークロックモデルでもGeForce GTX 470に対しては低い消費電力で高い性能を出している。パフォーマンスとワットのバランスに関しては確実に向上しているといえるだろう。
●価格対性能と性能対消費電力がともに向上
GeForce GTX 560 Tiのオーバークロックモデルは、パフォーマンス的にGeForce GTX 470を上回る。そして、それ以上に、コンパクトになったグラフィックスカードのサイズや低くなった消費電力、そして、オーバークロックマージンと、GeForce GTX 560 Tiには多くのメリットがある。
気になるのは、GeForce GTX 460を買ったユーザーが買い換えを検討するには、ちょっと時期が早すぎることだ。NVIDIAがGeForce 8800 GTのリプレースを訴求するのも、このあたりのユーザー心理を考慮したからかもしれない。
GeForce GTX 560はGeForce GTX 570の下位モデルで、併売されるGeForce GTX 460の上に位置するため、価格的にもこの中間に位置するものとみられる。現状ではGeForce GTX 560 Tiが249ドル程度、GeForce GTX 460のOCモデルも249ドル程度、そして、GeForce GTX 460でグラフィックスカード1Gバイトモデルが229ドル程度とされている。今回は(ほとんどがオーバークロックモデルモデルとして登場する見込みだが)2万円台半ば〜3万円強の間に収まるのではないだろうか。メインストリームゲーマーが購入を考える価格としては適切の設定だろう。
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